日本でもよく報道される中国の食に関するちょっぴり怖いニュース。なぜここまで報道されているのに何もアクションがないかと不思議に思われる方も多いでしょう。

中国の食事情の裏側に迫ってみました。

分かっていても「しょうがない」改善されない食事情
中国の中でも最もポピュラーな怖い食事情の１つに「地沟油」があります。地沟油とは、廃品やゴミから生成した油です。その危険性が報道される中で、現在でも安い食堂などで使用されている恐ろしい油です。このニュースを聞いた時は、外で食べるのが怖くなってしまったことを覚えています。ネイティブの中には皮肉を交えて「中国の料理の味はＭＳＧと地沟油で決まる！」と言う人がいる程です。

これ程危険性が明らかになっているのに、メーカーや政府は特に規制などをしていません。というのも、普及してしまった今、どうしようもないと誰もが感じているのです。とは言え、出来るだけ地沟油を摂らないようにと自炊する方も多く、個人的に対策をしているようです。

国土が広く、人口が多いとなかなか統制を取ることが難しいのでしょうか。自分の身は自分で守らなければならないと身をもって実感しました。中国で外事をされる場合はご注意を。